造成施工事例 : 盛土造成工事(130坪)

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掲載日: 2018年6月9日
施工種別: 造成工事
内容
お家を低い土地に建てる場合、必要になるのが「盛土」になります。
その「盛土」をする事で、今まで必要のなかった土留めを必要とする場合が出てくるわけですね。
その土留めの一つの種類として、「L型擁壁」というものがあります。他にも「CPブロック」や「間地石練積擁壁」や、高さが40㎝未満のような低い場合なんかには「ブロック」など多くの施工方法がありますが、
今回は、「盛土とL型擁壁」がセットになった実例を見て頂こうと思います。

【個人様】盛土造成工事(130坪)、L型擁壁工事 

お家を建てるだけでも大きな費用がかかるのに、その他の工事にも多くの費用を割いてしまうのは辛い、と感じる人がほとんどですよね。
ですがこういった、お家を建てる前の工事というのは意外と金額がかかるもの。だからといって、お家販売店さん・ハウスメーカーさん等に言われたまま、工事するのが最良な方法とは限らない場合もあるんです。実は、盛土造成や、擁壁工事にはさまざまな方法があるんですね。

例えば、こちら

もともと畑だった場所に盛土をする工程があった為に、その畑にある柔らかい土「地味土」を取り除く必要がありました。そして、その「地味土」というのは処分するにはかなりの費用を要します。
このコストをいかに抑えるかを考えた時に、施主様より継続して畑として使いたい土地があるとの情報を教えて頂いた事から、そちらへ「地味土」を「引っ越し」のような形で移転する形をとるようにしました。
これにより、「高額になる地味土の処分費」を無くす事が出来ました。
こういった「土の移動」の様な手間がかかってしまう作業は「この土を置いたまま盛土は出来ないので処分の必要があります」となるケースがほとんどだと考えられますが、今回、中央建材にご依頼頂いた為、詳しく説明の上、作業に移らせて頂きました。

次にこちら

住宅を建てる地盤は言わずともわかる大事な場所。やわらかい土地ではお家が建てられませんね。
通常、造成をお願いした場合、どこかの現場で発生した建設発生土等を盛土材料にして埋めていきます。そこを地盤調査し、「強度が足りない」となると地盤改良工事が当然の如く必要になります。(決して安価な工事ではありません)この流れが、当然のように皆さん施工されているんですね。盛土する場合は、この流れを変えて、コストダウンする方法があるにも関わらず、です。
この改良工事を不要にすべく、今回、施主様より直接、中央建材へ工事のご依頼があった為、施主様にご提案させてもらったのが
1.柔らかい層の土を掘削し、その土を回りの地耐力が必要のない場所の盛土へ転用。
2.柔らかい層を無くした後は、セメントの効いた砕石を30㎝以内ごとに転圧しながらしっかり埋め上げていきます。
3.適度に散水しながらしっかりと締固め。

以上の作業を終え、地盤調査をした結果、「十分な地耐力がある事」が確認され、その結果、費用のかかる地盤改良工事が不要になりました。(下層の地盤強度がない場合はそれが出来ない事もあります)
地味土の件と合わせると大きなコストダウンに繋がりました。
数社の工事会社が工程事に入れ替わってしまうような工事になるとこのように工事を進めるのはなかなか難しいです。というのも、元請けさんがいる以上、課せられた以上の事を勝手にするわけには行きません。
今回のこの様な事例は一貫して中央建材に工事させてもらった為に生まれたメリットと言えます。直接、工事会社に工事のお願いをするという事が普段あまり無い方がほとんどですが、中間マージンがかからない他にもメリットはこの様に大きく存在します。また、分からない事を分かる様に説明するのもこちら側の責務だと思っておりますのでご安心下さい。

こちらは完了状況です。

無事に全ての盛土を終え、住宅部位については地鎮祭を行う事ができました。これで建築工事の方へ移ってもらえます。同時に周りの敷地の盛土も完了。
現在インターネットの普及により多くの方がこういった情報を得た上で、工事業者をお探しになる方が増えていると思います。
またお客様が直接工事をする会社へコンタクトを取る事が容易になりましたね。それは同時に、不要な時間、コスト、心配を省く事に繋がるメリットが多くあるはずです。
注意して頂きたいのは、しっかりと工事をこなしている会社なのか、いい加減な会社ではないのか、をしっかりと見分けて下さい。中には、粗い工事、後先を考えない工事をする所も実際にはありますので。

中央建材では、盛土工事自体も、通常の建設発生土を埋め戻すのではなく、30mm以内の粒度に振り分けた、より綺麗な土を盛り土に使用します。
埋め戻しの土を通常指定する事は出来ませんが、それが可能になるといったメリットも中央建材にはございますので、こちらに記しておきます。

ご不明点、ご質問、お見積のご依頼はメールもしくはお電話でお願いいたします。
中央建材

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