従来まで設置されてきた、「単独浄化槽」は現在、原則として新たに設置する事は出来ません。昔と比べ、下水設備が整ってきた事が背景にあります。
しかし、「合弁浄化槽」については、その限りではありません。「合弁浄化槽とは、水洗トイレからの汚水(し尿)や台所・風呂などからの排水(生活雑排水)を微生物の働きなどを利用して浄化し、きれいな水にして放流する設備」になります。
今回はその、合弁浄化槽の設置工事のご紹介。
①浄化槽の底となるベースコンクリートまでの「深さ」が3m以上ある為に、掘削は矢板を入れながらの作業となります。
②大きな重機が動き回れる現場では無い為、細部は小さな重機で掘削します。
③掘削及び、土留めが終わったら、この様にベースコンクリートの型枠・鉄筋を施工。
次の記事へつづく。